酸蝕症(さんしょくしょう)ってご存じですか?
酸蝕症(さんしょくしょう)ってご存じですか?
ますます、暑くなってきた今日この頃。
皆さん、体調は崩されていませんか?
暑い日々が続くと熱中症にも気をつけなければいけません。
特にコロナ予防のため去年に引き続きマスクえおしての夏越になります。
マスクをした状態だと中で空気がこもり喉が渇いたというサインをご自身で見過ごしやすくなってしまいます
水分補給をこまめに行いましょう!!
ただ、歯科の観点から注意してほしいことがあります!
熱中症対策のためにと、スポーツ飲料や、清涼飲料水を飲まれる方が多いかと思います。
体の中にミネラルや塩分を入れるため必要なことですが
摂りすぎると酸蝕症(さんしょくしょう)を引き起こす恐れがあります!!!
酸蝕症とは生活習慣病の1つと言われており、
歯の表面の本来、固く頑丈な組織であるエナメル質が飲み物や食べ物によって酸で溶かされ、浸食されていく症状のことを言います。
この場合虫歯の原因菌によって歯を溶かされているのではありませんが、
症状は虫歯と同じで冷たい物や暖かいもので痛みが出るのは同じです。
では、酸蝕症にならないための予防法です!
・原因となるものの摂取量を減らす
ただ、あまり制限しすぎると水分だけでなくミネラルも不足しがちな夏を乗り切れません…
・原因となるものをあまり長時間口の中に留めない
飲むときは素早くごっくん!!
炭酸などはシュワシュワ感を楽しみたいかたもいるかもしれませんが、過剰に楽しみすぎない!
・原因となるものお摂取した後、水やお茶でお口直しするかうがいをする
素早くごっくんしても飲み物は全体に広がり少なからず停滞します。
それを洗い流したり、薄めるためにも水やお茶でお口直しやうがいをおこなうことをお勧めします!