小児矯正症例 10歳6か月女性 ②

小児矯正症例 10歳6か月女性 ②

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上記はマイオブレイス等の取り外し式の矯正装置を用いた小児矯正治療を開始して、6か月後の前歯の噛み合わせを撮影したものです。

赤色矢印の下顎前歯を見てください。

下顎が前方斜め下に出てきたために上顎前歯(青色矢印の歯)に隠れていた下顎前歯が前方から見えるようになってきているのが確認できます。

小児矯正症例 10歳6か月女性 ②


上記はマイオブレイス等の取り外し式の矯正装置を用いた小児矯正治療を始める前の、上下前歯の噛み合わせを撮影したものです。

冒頭の写真と比較していただくと、わずか6か月程度で説明不要なほど効果が出ているのがわかっていただけると思います。

この時点で上顎前歯の前突“いわゆる出っ歯”はかなり解消されており,唇に力を入れなくても口を閉じれるようになりつつあります。

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左上がマイオブレイス等の小児矯正治療開始6か月後の上顎の歯並びを下から撮影したものです。

上顎歯列が左右に拡大傾向のため、当初V字型歯列がU字型歯列に改善しつつあります。

右上がマイオブレイス等の小児矯正治療開始前の上顎を下から見たものです。V字型歯列で左上の写真と比較すれば、歯列が狭窄しているのが一目瞭然です。

 

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左上が下顎の歯並びを上から見た写真です。

赤色矢印の下顎前歯に注目してください。

矯正治療開始前に凸凹していた歯並び<叢生>が【右上の写真の黄色矢印の歯】、6か月後には解消されているのが観察できます。

この事実は成長に伴う自然治癒では絶対に説明がつきません。

また上顎歯列の拡大に伴い、下顎歯列の狭窄も改善されつつあります。

 

小児矯正症例 10歳6か月女性 ②

左がマイオブレイス等の小児矯正治療開始6か月後の前歯の噛み合わせを下から見上げた口腔内写真です。
マイオブレイス等の小児矯正治療開始前の右下の写真と見比べてください。

下顎が前下方に誘導されて噛み合わせが浅くなっているのが観察されます。

小児矯正症例 10歳6か月女性 ②

がマイオブレイス等の小児矯正治療開始前の上下前歯の噛み合わせを下から見上げた口腔内写真です。

わずか6か月ですが・・・改善傾向に説明は不要かと思われます(^O^)/

前回のブログでもお話しましたが、このような歯並び&噛み合わせは特に最近の子供さんに多いです。

多いというより頻発していると表現した方が適切かもしれません(T_T)

ではどうして最近の子供さんは歯並びや噛み合わせがよろしくないのでしょうか?

色々な意見があるのですが、口呼吸の及ぼす悪影響は計り知れないものがあると考えます。

小児矯正だけでなく、矯正治療全般に言えることですが、口呼吸から鼻呼吸に改善しない限り、矯正治療は絶対に成功しません。

綺麗な歯並びや噛み合わせを手に入れても、元の悪い歯並びや噛み合わせに戻ってしまうことでしょう<後戻り>

口で呼吸することを不自然に思わないということは、鼻でご飯を食べることも不自然に思わないということと同じであると考えていただきたいのです。

口呼吸はそれぐらい異常事態だということなんですね。

鼻閉<鼻が詰まっている>がある場合は出来るだけ速やかに耳鼻咽喉科を受診していただき、習慣性の口呼吸の方は意識して鼻で呼吸する癖をつけていただくことが、歯並びや噛み合わせの改善の第一歩です

ひいては歯周病や虫歯の予防、全身疾患の予防にもつながります。

『口呼吸は万病の元』

 

次回は更に6か月後の口腔内写真と、治療終了後の現在の口腔内写真を紹介させていただく予定です(^O^)/

矯正治療終了後の口腔内写真をご覧になりたい方は以下をクリック

https://www.miraidc.com/blog/post-142/

また小児矯正治療開始前のお口の状態をご覧になりたい方は以下をクリック

https://www.miraidc.com/blog/post-140/


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