歯周病と糖尿病について
歯周病と糖尿病について
毎日暑い日が続きますがいかがおすごしですか??
熱中症に気を付けて水分をしっかり補給してくださいね。
さて、皆様は歯周病治療で糖尿病が改善するというのはご存じですか?
糖尿病とは??
糖尿病とは、インスリンの作用不足により慢性高血糖になり長期化することで特有の合併症を生じるとともに、動脈硬化も進行させてしまう病気です。
糖尿病には2種類あります。
<1型糖尿病>・・・インスリン分泌が枯渇しているため、治療として外からインスリンを補充する
<2型糖尿病>・・・インスリンの相対的な作用不足によるもので生活習慣病として発症し、糖尿病の大部分を占めている
さらに、近年の研究により、歯周病は「糖尿病の6番目の合併症」であると認識されるようになり歯周病の進行も促進されることが分かっています。
糖尿病になると・・・
糖尿病の検査値が7%を超えると歯周病の悪化も始まります。
また、糖尿になると傷の治りも悪くなるので抜歯や手術等の大掛かりな歯科治療をしなければならなくなる前に歯周病も予防していおくことが重要です。
~まとめ~
糖尿病になると・・・
*血糖値を下げるためのインスリンが出にくくなってしまう
*免疫力が下がり傷が治りにくくなってしまう
*口が乾燥し、歯周病が進行しやすい環境を作ってしまう
歯周病になると・・・
*歯周病の原因菌がたまると歯茎が炎症を起こし、歯周ポケットから出血しやすくなってしまう
*出血したところから菌が血管内に入り糖をエサにして、さらに菌が増殖してしまう
*血糖を下げるためのインスリンがでにくくなってしまう
このように相乗効果によって互いに重症化させてしまいます!
お口は体の入り口にあたるところですので毎日のセルフケアに加え、定期的なプロフェッショナルケアでお口の中を清潔にすることで体の健康にもつながります。
ぜひ定期的な歯科医院でのケアをお勧めいたします
みらい歯科・矯正歯科クリニックには三木市だけでなく、神戸市西区・神戸市北区・明石市・小野市・加東市・加西市など遠方からも来院されておりますので、お気軽にご相談いただけると幸いです。